AI画像生成の使い方|DALL-E・Midjourney・Stable Diffusion徹底比較

AI画像生成ツールの特徴と使い方を解説。DALL-E 3、Midjourney、Stable Diffusion、Adobe Fireflyを比較し、ビジネスでの活用方法を紹介します。

「AIで画像を生成してみたいけど、どのツールを使えばいいか分からない」という方へ。本記事では、代表的なAI画像生成ツールの特徴と使い方、ビジネスでの活用方法を解説します。

AI画像生成とは

AI画像生成とは、テキストで指示を与えるだけで、AIが自動的に画像を作成する技術です。イラスト、写真風画像、ロゴ、背景など、様々な画像を数秒〜数分で生成できます。

従来はデザイナーに依頼していた画像制作も、AIを活用することで時間とコストを大幅に削減できます。

主要なAI画像生成ツール

現在、主に使われているAI画像生成ツールは以下の4つです。

ツール開発元特徴料金
DALL-E 3OpenAIChatGPTから利用可能、指示通りの画像生成が得意ChatGPT Plus(月額20ドル)
MidjourneyMidjourneyアート性が高い、美しい画像生成月額10ドル〜
Stable DiffusionStability AIオープンソース、カスタマイズ性が高い無料(ローカル実行)
Adobe FireflyAdobe商用利用に安心、Adobe製品と連携Adobe CC内で利用可能

DALL-E 3の特徴と使い方

DALL-E 3はOpenAIが開発した画像生成AIで、ChatGPT Plus(有料版)から利用できます。

DALL-E 3の強み

  • 指示通りの画像生成:テキストの指示を正確に反映
  • 文字の描画:画像内にテキストを入れられる
  • ChatGPTと統合:会話しながら画像を調整可能
  • 安全性:不適切な画像の生成を制限

DALL-E 3の使い方

ChatGPTで以下のようにプロンプトを入力します。

以下の画像を生成してください。

シーン:朝のカフェテラス
スタイル:水彩画風
雰囲気:明るく爽やか
要素:
- 木製のテーブルと椅子
- コーヒーカップとクロワッサン
- 背景に緑の植物
- 朝日が差し込む様子

DALL-E 3が向いている用途

  • ブログのアイキャッチ画像
  • SNS投稿用の画像
  • プレゼン資料のイラスト
  • テキスト入りの画像

ChatGPT公式サイト

Midjourneyの特徴と使い方

MidjourneyはDiscord上で動作する画像生成AIで、特にアート性の高い画像生成で人気があります。

Midjourneyの強み

  • 美しい画像:アート性・芸術性が非常に高い
  • 独特の世界観:幻想的な表現が得意
  • コミュニティ:他ユーザーの作品から学べる
  • バリエーション:4つの候補から選べる

Midjourneyの使い方

DiscordでMidjourneyボットに「/imagine」コマンドでプロンプトを送信します。

/imagine prompt: Japanese zen garden in autumn,
falling maple leaves, stone lantern, koi pond,
morning mist, photorealistic, 8k,
golden hour lighting --ar 16:9 --v 6

Midjourneyのパラメータ

パラメータ説明
--arアスペクト比--ar 16:9、--ar 1:1
--vバージョン指定--v 6
--stylize芸術性の強さ--stylize 750
--chaosバリエーションの多様性--chaos 50

Midjourneyが向いている用途

  • アート作品の制作
  • コンセプトアート
  • ファンタジー・SF系のイラスト
  • 高品質なビジュアル素材

Midjourney公式サイト

Stable Diffusionの特徴と使い方

Stable Diffusionはオープンソースの画像生成AIで、ローカル環境で無料で使用できます。

Stable Diffusionの強み

  • 無料:オープンソースで無料利用可能
  • カスタマイズ:モデルの追加学習が可能
  • プライバシー:ローカル実行で情報が外部に出ない
  • 制限なし:コンテンツの制限が緩い

Stable Diffusionの始め方

初心者には以下のWebサービスがおすすめです。

  • DreamStudio:公式Webサービス
  • Clipdrop:Stability AI提供のサービス
  • Leonardo.AI:使いやすいUI

ローカル環境で使う場合は、以下のツールが便利です。

  • Automatic1111:最も人気のWebUI
  • ComfyUI:ノードベースの高度なUI

Stable Diffusionが向いている用途

  • 大量の画像生成
  • 特定スタイルへのカスタマイズ
  • 機密性の高いプロジェクト
  • 技術的な実験

Adobe Fireflyの特徴

Adobe FireflyはAdobe製品に統合された画像生成AIで、商用利用の安全性が特徴です。

Adobe Fireflyの強み

  • 商用利用に安心:学習データがAdobe Stock等の権利クリアな素材
  • Adobe連携:PhotoshopやIllustratorと統合
  • 生成塗りつぶし:既存画像の一部を生成で置換
  • 日本語対応:日本語プロンプトが使える

Adobe Fireflyが向いている用途

  • 商用デザイン制作
  • 既存画像の編集・拡張
  • ブランド素材の制作
  • デザインワークフローへの統合

Adobe Firefly公式サイト

ツール選びのポイント

用途に応じて最適なツールを選びましょう。

用途おすすめツール理由
初心者・手軽に始めたいDALL-E 3ChatGPTから簡単に利用可能
アート性の高い画像Midjourney美しい画像生成が得意
大量生成・カスタマイズStable Diffusion無料で制限なし
商用利用の安全性Adobe Firefly学習データが権利クリア

効果的なプロンプトの書き方

画像生成で重要なのはプロンプト(指示文)の書き方です。

基本構造

以下の要素を含めると、意図した画像が生成されやすくなります。

  1. 主題:何を描くか(人物、物体、風景など)
  2. スタイル:画風(写真、イラスト、水彩画など)
  3. 雰囲気:明るい、暗い、幻想的など
  4. 構図:アングル、距離感
  5. 詳細:色、質感、背景など

プロンプト例

【悪い例】
犬の画像

【良い例】
柴犬の子犬、芝生の上で遊んでいる、
晴れた日、自然光、被写界深度浅め、
Canon EOS R5で撮影したような写真、
温かみのある色調、4K高解像度

便利なキーワード

カテゴリキーワード例
画質8K, high resolution, detailed, sharp focus
スタイルphotorealistic, watercolor, oil painting, anime
照明golden hour, studio lighting, soft light, dramatic
雰囲気cozy, mysterious, vibrant, minimalist

ビジネスでの活用例

AI画像生成をビジネスで活用する具体例を紹介します。

マーケティング

  • SNS投稿用の画像
  • ブログのアイキャッチ
  • 広告バナー
  • メールマガジンの画像

Webサイト

  • ヒーロー画像
  • 背景パターン
  • アイコン・イラスト
  • 製品イメージ

プレゼン・資料

  • スライドの挿絵
  • 概念図のイメージ
  • アイコン

プロトタイプ

  • 製品コンセプトの可視化
  • パッケージデザイン案
  • 店舗イメージ

注意点と著作権

AI画像生成を使用する際は、以下の点に注意してください。

著作権について

  • 生成画像の著作権:法整備が進行中、商用利用は各サービスの規約を確認
  • 学習データの問題:一部サービスは著作権のある画像で学習している可能性
  • 商用利用:Adobe Fireflyは商用利用に安心(学習データが権利クリア)

品質管理

  • 確認必須:生成画像は必ず目視で確認する
  • 不自然な部分:手や文字が不自然になることがある
  • 一貫性:同じキャラクターの再現は難しい

倫理的配慮

  • 実在人物:実在人物の画像生成は避ける
  • 偽情報:フェイク画像の作成に使わない
  • 差別表現:差別的な画像を生成しない

まとめ

AI画像生成は、適切に活用することでビジネスの効率化とクリエイティブの幅を広げられます。

  • 初心者:DALL-E 3(ChatGPT Plus)から始める
  • アート性重視:Midjourneyを使う
  • 大量生成・カスタマイズ:Stable Diffusionを検討
  • 商用利用:Adobe Fireflyが安心

プロンプトの書き方を工夫し、著作権に注意しながら、AIを活用した画像制作を始めてみてください。

AIプロンプトの書き方|効果を最大化する7つのテクニック

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