GitHubでWebサイトを管理する理由|WordPressとの比較

弊社がGitHubでWebサイトを管理している理由と、WordPressを使わないメリット・デメリットを解説。セキュリティ、表示速度、長期安定性の観点から比較します。

Webサイトの管理方法として、WordPressなどのCMSを使う方法と、GitHubなどのバージョン管理システムを使う方法があります。本記事では、弊社がGitHubでWebサイトを管理している理由と、そのメリット・デメリットを詳しく解説します。

GitHubとは

GitHubは、ソースコードのバージョン管理を行うGitをベースにしたクラウドサービスです。主にソフトウェア開発で使われていますが、近年はWebサイトの管理にも活用されています。

Gitとは、ファイルの変更履歴を記録・追跡するためのバージョン管理システムです。複数人での共同作業や、過去の状態への復元が容易になります。

バージョン管理システムの基本機能

  • 変更履歴の記録:いつ、誰が、何を変更したかを全て記録
  • 過去のバージョンへの復元:問題が発生した場合、以前の状態に戻せる
  • ブランチ機能:本番環境に影響を与えずに新機能を開発
  • 分散型バックアップ:複数の場所にデータが保存される

GitHub公式 - バージョン管理とは

なぜGitHubでWebサイトを管理するのか

弊社がGitHubでWebサイトを管理している理由は、以下の5つのメリットがあるからです。

1. 変更履歴の完全な追跡

すべての変更が記録されるため、「いつ」「誰が」「何を」変更したかが明確です。問題が発生した際の原因特定や、過去の状態への復元が容易になります。

項目GitHub管理従来のFTP管理
変更履歴すべて自動記録手動でメモが必要
過去への復元ワンクリックバックアップ依存
原因特定差分表示で明確困難

2. セキュリティの向上

静的なHTMLファイルとして管理するため、WordPressのようなCMSに比べてセキュリティリスクが大幅に低減されます。

  • サーバーサイドの脆弱性がない:PHPなどの動的処理が不要
  • 管理画面への攻撃リスクがない:ログインページが存在しない
  • プラグインの脆弱性がない:外部プラグインに依存しない

3. 高速な表示速度

静的ファイルはサーバーへの負荷が軽く、データベースへのアクセスも不要なため、ページの表示速度が非常に高速です。これはSEOやユーザー体験の向上にも直結します。

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4. 長期的な安定性

WordPressのようなCMSは、本体やプラグインのアップデートが必要です。アップデートにより互換性の問題が発生することも珍しくありません。GitHubでの静的管理は、このような心配がありません。

5. 効率的なチーム開発

GitHubは複数人での共同作業に優れています。コードレビュー、イシュートラッキング、プロジェクト管理などの機能が統合されています。

WordPressを使わない理由

WordPressは世界中で最も使われているCMSですが、弊社では以下の理由から、通常はWordPressを使わずにサイトを構築しています。

1. 独自関数とオリジナルテーマの相性

WordPressの独自関数(テンプレートタグ)は便利ですが、完全にオリジナルなデザインを実現しようとすると、かえって制約になることがあります。

  • テーマ開発のルールに縛られる
  • フック(actions/filters)の理解が必要
  • 意図しない出力が発生することがある

2. プラグイン依存の問題

WordPressはプラグインを追加すればするほど、本体のアップデートが行いにくくなります。本体のバージョンを上げるだけで、入れているプラグインが動作しなくなることがあるからです。

プラグインはセキュリティ上の脆弱性になることが多く、WordPressの導入を敬遠するケースもあります。

3. セキュリティリスク

Web上の約43.3%のサイトがWordPressで制作されています(2024-2025年データ)。シェア率が高いということは、それだけ攻撃のターゲットになりやすいということでもあります。

リスク要因説明
管理画面への攻撃wp-admin、wp-login.phpへのブルートフォース攻撃
プラグインの脆弱性更新されていないプラグインが攻撃の入り口に
PHPの脆弱性サーバーサイドで動的処理を行うリスク

4. 保守コストの増大

WordPressは継続的なメンテナンスが必要です。

  • WordPress本体の定期アップデート
  • プラグインの更新と互換性チェック
  • PHPバージョンのアップグレード対応
  • データベースの最適化

これらの保守作業は、長期的に見ると大きなコストになります。

弊社の対応方針

GitHubでの管理には、「更新作業が技術的」というデメリットがあります。しかし、弊社ではこの問題を以下のように解決しています。

迅速な更新対応

お客様からの更新依頼には、迅速に対応させていただきます。テキストの修正、画像の差し替え、新しいページの追加など、どのような更新作業もお任せください。

  • テキスト修正:即日〜翌営業日
  • 画像差し替え:即日〜翌営業日
  • ページ追加:2〜3営業日

WordPressが必要な場合

お客様ご自身で頻繁に更新作業を行いたい場合や、ブログを運営したい場合は、WordPressでの構築も対応可能です。ご要望に応じて最適な方法をご提案いたします。

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GitHub管理のデメリット

公平を期すために、GitHub管理のデメリットも紹介します。

1. 技術的なハードルがある

GitやGitHubの操作には学習コストがかかります。お客様ご自身での更新は難しくなります。

2. 動的機能の制限

静的サイトでは、以下のような動的機能を実装するには工夫が必要です。

  • お問い合わせフォーム(外部サービス連携で解決)
  • 検索機能(JavaScript実装で解決)
  • 会員機能(別途バックエンド必要)

3. 即時反映が難しい

ビルド・デプロイのプロセスが必要なため、WordPressの「保存」ボタン一つでの即時反映に比べると、反映まで数分かかります。

どちらを選ぶべきか

以下の表を参考に、プロジェクトに適した方法を選んでください。

要件推奨方法
セキュリティ重視GitHub管理(静的サイト)
高速表示重視GitHub管理(静的サイト)
自分で更新したいWordPress
ブログを運営したいWordPress or 静的サイトジェネレータ
会員機能が必要WordPress or カスタム開発
長期的な保守コスト削減GitHub管理(静的サイト)

まとめ

弊社がGitHubでWebサイトを管理している理由は、セキュリティ表示速度長期的な安定性のメリットが大きいからです。

一方で、お客様のニーズによってはWordPressが最適な場合もあります。どちらの方法でも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

弊社の強み

  • 迅速な更新対応:GitHub管理でも更新作業はお任せください
  • 柔軟な対応:WordPress構築も可能
  • セキュリティ重視:静的サイトで攻撃リスクを最小化
  • 高速表示:SEOとユーザー体験を向上

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