What is API? An easy-to-understand, in-depth explanation of its structure, benefits, and examples of use

This course provides easy-to-understand explanations of the basic concepts of APIs, their mechanisms, advantages and disadvantages, and specific examples of use for beginners, enabling them to learn everything about APIs, which are indispensable for web production, application development, and system integration.

「API」という言葉を耳にすることが増えたものの、「何のこと?」「どう使うの?」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。

APIは、異なるソフトウェアやサービス同士をつなぐ「窓口」のようなもので、Webサイト制作やアプリ開発、業務システムの連携など、現代のデジタル社会において欠かせない技術です。

本記事では、APIの基本概念から仕組み、メリット・デメリット、具体的な活用事例まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。APIを理解することで、Webサイトやアプリの可能性が大きく広がります。

APIとは?基本概念をわかりやすく解説

APIの定義

API(Application Programming Interface / アプリケーション・プログラミング・インターフェース)とは、ソフトウェア同士が情報をやり取りするための「仕様」や「ルール」のことです。

APIを一言で言うと

異なるアプリケーションやサービスが「会話」するための共通言語です。

レストランで例えるAPIの仕組み

APIをわかりやすく例えると、レストランの「注文システム」に似ています:

役割レストランAPI
お客さん料理を注文したい人アプリケーション(依頼側)
ウェイター注文を聞いてキッチンに伝えるAPI(仲介役)
キッチン料理を作る場所サーバー(提供側)
料理完成した料理データやサービス

お客さん(アプリケーション)は、ウェイター(API)に注文(リクエスト)を伝えます。ウェイターはキッチン(サーバー)に注文を届け、完成した料理(データ)をお客さんに提供します。

お客さんはキッチンの詳しい作り方を知らなくても、ウェイターを通じて料理を受け取れる——これがAPIの本質です。

なぜ「インターフェース」と呼ばれるのか

「インターフェース」とは「接点」や「境界面」を意味します。APIは、異なるシステムの接点として機能し、内部の複雑な処理を隠しながら、必要な機能だけを外部に公開します。

APIの仕組み:リクエストとレスポンス

APIの基本的な動作フロー

APIは「リクエスト(要求)」と「レスポンス(応答)」の2つのステップで動作します:

1

リクエスト(Request)

アプリケーションがAPIに対して「〇〇のデータが欲しい」とリクエストを送信

2

処理(Process)

サーバーがリクエストを受け取り、必要な処理を実行(データベース検索、計算など)

3

レスポンス(Response)

処理結果をJSON形式などでアプリケーションに返却

具体例:天気情報APIの場合

天気予報アプリが天気情報を取得する流れ:

1. アプリ → API: 「東京の今日の天気を教えて」(リクエスト)
2. API → サーバー: 東京の天気データを検索
3. サーバー → API: 「晴れ、気温25度」(データ取得)
4. API → アプリ: 天気情報を返却(レスポンス)
5. アプリ: 画面に「東京 晴れ 25度」と表示

このように、アプリは気象データベースの詳細を知らなくても、APIを通じて必要な情報だけを取得できます。

APIが使用するデータ形式

APIでやり取りされるデータは、主に以下の形式で送受信されます:

形式特徴用途
JSON軽量で読みやすいWeb APIで最も一般的
XML構造化された記述古いシステムや企業システム
CSVシンプルな表形式データの一括取得

APIの種類

APIには公開範囲や用途によって、いくつかの種類があります。

公開範囲による分類

パブリックAPI(公開API)

誰でも利用できるAPI。Google Maps API、Twitter API、OpenWeatherMap APIなど。多くは無料プランと有料プランがあります。

例:Google Maps APIで地図を表示

プライベートAPI(非公開API)

社内システム専用のAPI。自社のアプリケーション間でデータをやり取りするために使用。外部には公開されません。

例:自社の在庫管理システムと販売システムの連携

パートナーAPI

特定の提携企業のみが利用できるAPI。契約を結んだビジネスパートナーに限定して公開されます。

例:ECモールと配送業者のシステム連携

技術仕様による分類

種類特徴主な用途
REST APIシンプルで使いやすい、HTTP通信を利用Web APIの標準、最も一般的
GraphQL API必要なデータだけを柔軟に取得できる複雑なデータ構造を扱うアプリ
SOAP API厳格な仕様、セキュリティ重視金融機関や企業の基幹システム
WebSocket APIリアルタイム双方向通信チャットアプリ、株価表示

API連携のメリット

API連携によって、開発の効率化、機能拡張、ユーザー体験の向上など、多くのメリットが得られます。

メリット1:開発時間とコストの削減

既存のAPIを活用することで、ゼロから機能を開発する必要がなくなります

具体例

自社で決済機能を一から開発すると、セキュリティ対策やカード会社との契約などで数ヶ月〜1年以上かかります。

しかし、Stripe APIやPayPal APIを使えば、数日〜数週間で決済機能を実装できます。

メリット2:専門性の高い機能を簡単に利用できる

地図表示、翻訳、画像認識、音声認識など、専門知識が必要な機能を手軽に導入できます。

機能利用できるAPIメリット
地図表示Google Maps API、Mapbox API高精度な地図を数行のコードで表示
翻訳Google Translate API、DeepL API多言語対応が簡単に実現
決済Stripe API、PayPal APIセキュアな決済処理を短期間で導入
メール送信SendGrid API、Amazon SES大量メール配信を安定して実行

メリット3:システム間のデータ連携が簡単

異なるシステム間でスムーズにデータをやり取りできます。

ECサイトの例

  • 在庫管理システム ↔ ECサイト:在庫数をリアルタイムで同期
  • ECサイト ↔ 配送システム:注文情報を自動送信
  • 会計システム ↔ ECサイト:売上データを自動取り込み

これらの連携により、手作業が不要になり、ミスも削減されます。

メリット4:サービスの拡張性が向上

新しい機能を追加したり、外部サービスと連携したりする際、既存システムを大きく変更せずに拡張できます。

メリット5:最新機能を常に利用できる

API提供者が機能をアップデートすると、自動的に最新版を利用できます(バージョン管理は必要)。

API連携のデメリットと注意点

APIには多くのメリットがある一方、注意すべきデメリットもあります。

デメリット1:外部サービスへの依存

API提供元のサービスが停止すると、自社のシステムも影響を受けます

リスクと対策

  • APIが突然終了するリスク → 代替APIを事前に検討しておく
  • 障害発生時の影響 → エラーハンドリングを実装する
  • 仕様変更への対応 → 定期的にAPI仕様をチェックする

デメリット2:利用料金が発生する

無料プランでは利用回数に制限があり、大規模利用には有料プランが必要です。

API無料枠有料プラン
Google Maps API月間28,000マップロード超過分は従量課金
Stripe API手数料のみ決済ごとに3.6%
OpenAI API(ChatGPT)なしトークンごとに課金

デメリット3:セキュリティリスク

APIキーの管理が不十分だと、不正利用や情報漏洩のリスクがあります。

セキュリティ対策

  1. APIキーを環境変数で管理:ソースコードに直接記述しない
  2. アクセス制限を設定:IPアドレスやドメインで制限
  3. HTTPS通信を使用:通信内容を暗号化
  4. 定期的にキーを更新:漏洩リスクを低減

デメリット4:APIの学習コスト

APIごとに仕様や使い方が異なるため、ドキュメントを読んで理解する時間が必要です。

APIの活用事例

実際のビジネスシーンでAPIがどのように活用されているか、具体例を紹介します。

事例1:ECサイトでの決済連携

Stripe APIの活用

課題:自社ECサイトでクレジットカード決済を導入したい

解決:Stripe APIを使用して決済機能を実装

効果:

  • 開発期間を大幅に短縮(3ヶ月 → 2週間)
  • PCI DSS準拠のセキュアな決済環境を即座に構築
  • 定期課金や分割払いも簡単に対応

事例2:店舗検索機能の実装

Google Maps APIの活用

課題:コーポレートサイトに全国の店舗検索機能を追加したい

解決:Google Maps APIで地図表示と経路案内を実装

効果:

  • ユーザーが最寄りの店舗を簡単に検索できるようになった
  • 現在地からの経路案内機能で来店率が向上
  • 地図の更新作業が不要(Googleが自動更新)

事例3:在庫管理システムとの連携

自社APIの構築

課題:ECサイト、実店舗POS、倉庫システムの在庫データがバラバラ

解決:在庫管理システムにAPIを構築し、各システムと連携

効果:

  • 在庫データをリアルタイムで同期
  • 在庫切れによる機会損失を大幅削減
  • 手作業でのデータ入力ミスがゼロに

事例4:SNS連携によるマーケティング

Twitter API / Facebook APIの活用

課題:自社サイトのブログ記事を自動でSNSに投稿したい

解決:ブログ更新時にSNS APIで自動投稿する仕組みを構築

効果:

  • SNS投稿の手間が削減
  • 投稿忘れがなくなり、一貫した情報発信が可能に
  • Webサイトへの流入が増加

事例5:業務自動化(RPA)

Slack API + Google Sheets APIの活用

課題:営業チームの日報管理を効率化したい

解決:Slackからの日報投稿をGoogle Sheetsに自動記録

効果:

  • 日報の集計作業が不要に
  • リアルタイムで営業状況を把握
  • 月次レポート作成時間を削減

APIを使い始めるには

1. 目的を明確にする

まず、「何を実現したいか」を明確にしましょう。

  • 決済機能を追加したい → Stripe API、PayPal API
  • 地図を表示したい → Google Maps API、Mapbox API
  • 翻訳機能を追加したい → Google Translate API、DeepL API
  • チャットボットを作りたい → OpenAI API(ChatGPT)、Claude API

2. APIドキュメントを確認する

ほとんどのAPIは公式ドキュメントを提供しています。以下の情報を確認しましょう:

  • 利用料金(無料枠、有料プラン)
  • 利用制限(リクエスト回数、データ量)
  • 認証方法(APIキー、OAuth)
  • サンプルコード

3. APIキーを取得する

多くのAPIは、利用登録後にAPIキーが発行されます。このキーを使ってAPIにアクセスします。

4. テスト環境で動作確認

本番環境に導入する前に、テスト環境で動作を確認しましょう。多くのAPIは、テスト用のサンドボックス環境を提供しています。

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まとめ

APIは、異なるソフトウェアやサービスを繋ぐ「窓口」として、現代のWebサイトやアプリに欠かせない技術です。

この記事のポイント

  • APIは「ソフトウェア同士が会話するための共通言語」
  • リクエストとレスポンスでデータをやり取りする
  • 開発時間の短縮、専門機能の簡単な導入、システム連携など多くのメリットがある
  • 外部依存、利用料金、セキュリティなどのデメリットにも注意
  • 決済、地図表示、在庫連携、SNS連携など、幅広い用途で活用されている

APIを活用することで、Webサイトの機能を大幅に拡張し、ユーザー体験を向上させることができます。まずは無料で使えるAPIから試してみて、APIの便利さを体感してみてください。

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